リフォームを行う際に、今までとはまた違った雰囲気を楽しみたいと思い、デザインを一新してみるのも面白いかもしれません。
長年住んでいる住宅、愛着はありますが、デザインを変えると新築に住んでいるような気持になります。
何処をリフォームするかにもよりますが、外壁や屋根の場合約10年程で行うことが多く、10年も経ってくると周りの景色も変わっているかもしれません。
色合いや素材を周りの景色に合わせてみるといいかもしれません。
そして、デザインにばかり気を取られがちですが、出来るだけ長持ちする色や素材を選ぶと良いでしょう。
大抵は長持ちするように工夫されていることが多いので、それ程大きな差は出ませんが、どうしても選ぶのが迷ったときは、そういった長期的なことを視野に入れていくと選びやすくなります。
水回りのリフォームなんかは、最近の注文住宅でも取り入れられていますが、使いやすいのはもちろんですが、掃除がしやすい、カビが生えにくいような設計がされているので、好みの形もありますが、自分のライフスタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。
例えば、家族がお風呂に入る時間帯ですが、朝風呂派の方も入れば、夜入る方、帰宅が遅くなり深夜になる方もいる場合、その都度追い炊き機能を使うとなると、その分光熱費も掛かりますし、ほぼ一日中お風呂に湿気がこもりやすくなります。
風呂釜の構造によっては、あまり熱を逃がさないタイプの物や、壁や床が濡れてもすぐに乾くものなどもあるので、ライフスタイルを見直して選ぶと快適な住まいになるでしょう。
また、快適な暮らしを続けていく上でどんな色にするのか、好みの色を選ぶのもいいですが、例えば水色だと体感温度がマイナス3度となり、赤い色だと体感温度がプラス3度になります。
お風呂場などを寒色系といった寒さを連想させるような水色などにしてしまうと、冬場寒々しく感じてしまいます。
キッチンなど、熱がこもりやすい場所を赤い色にしてしまうと、特に夏なんかは余計に暑苦しく感じてしまいます。
白い色より黒い色のが重厚感が出て、約1.5倍重みを感じることになります。
明るくて柔らやな家なら白っぽい色がいいかもしれませんが、高級感や安定感のある家にしたいのなら黒っぽい色のが良いでしょう。
どんな風にすればいいのか迷った時は、どんな物が必要なのかをピックアップして選び、どうしても意見がまとまらない場合は、いらない物は何かを選び、必要なものを念頭に考えていくと、良い家が出来ます。